認定NPO法人 J.POSHについて

認定NPO法人 J.POSHおかげ様で20周年目を迎えています

認定NPO法人であるJ.POSH(ジャパン ピンクリボン オブ スマイル アンド ハピネス)は今年・2021年2月、設立20周年目を迎えています。2002年2月、高校時代の同級生6人で、乳がん啓発を目的としたJ.POSHを立ち上げました。
スローガンは≪すべての女性と患者さんとその家族のために≫、≪受けよう乳がん検査 乳がん早期発見で笑顔の暮らし≫を合言葉に、様々な活動を展開してまいりました。活動にご理解を頂いた皆様の温かいご支援のおかげで微力ながら社会に貢献し続け、19年もの月日を重ねることができました。心から感謝申し上げます。「新型コロナウイルス」の感染拡大により、活動が制約される中での『20周年』ではありますが、さらなる未来を見つめながら粛々と活動を続けてまいります。

J.POSHのピンクリボン活動を少し詳しく説明いたします。

◆乳がん検診の受診率向上と早期発見

平日に乳がん検診を受けにくい女性のため、全国の医療機関に呼びかけて毎年10月第三日曜日に乳がん検診を実施していただくJ.M.S(ジャパン マンモグラフィ サンデー)プログラムの推進があります。2009年度に全国で218の医療機関の賛同を得て初めて実施。その後毎年賛同機関は増え2020年度は、(コロナ禍にもかかわらず2019年度の438施設の参加には及びませんが) 375の医療機関で実施されるようになりました。また、早期発見につながる自己検診方法のポスター、リーフレット、ティッシュを作成し、多くの人、企業、団体に提供しています。

◆乳がん患者さんのために

乳がんの患者さんが、よりよい医療を受けるためには医療従事者の育成が必要と考えています。そのため、乳がん看護認定看護師講座受講者への奨学金の支給や図書費の補助、放射線技師のマンモグラフィー技術試験を受ける女性受験生への図書費の補助、医師の海外研修支援のための奨学金支給などを行っています。
患者さんへの直接的な活動として、傷あとを気にせずに入浴できるバスタイムカバーを常備する温泉ネットワークの展開など。このほか、患者会などが主催する啓発イベントに返却OKでピンクリボン啓発グッズを貸し出し提供し、売上の一部を活動費としてキャッシュバックするハートシェアリングを行っています。

◆乳がん患者さんとご家族のために

乳がんで死亡または闘病中の保護者をもつ高校生に対して「奨学金まなび」(無返済)の一人12万円を支給しております。2020年度卒業生34名、2021年度卒業生32名に対してコロナ禍の支援金各5万円支給しました。
温泉ネットワークパートナー様のご協力による、患者さん家族に対して温泉施設ヘの無料招待「家族で湯ったりキャンペーン」の実施などに力を入れています。

◆乳がんの正しい情報の提供

乳がんの正しい知識を得るためにパソコン、スマホから無料で受験できる「ピンクリボン検定(入門、基礎、発展の各コース)」を開設しています。また、J.POSHのホームページ上では、医療施設、患者会など各種の情報を開示しています。

◆ピンクリボン運動団体および個人運動家への支援

全国でピンクリボン運動を展開されている団体および個人の皆さまに対する支援として、「啓発ティッシュ配りキャンペーン(無償提供)」、ピンクリボンイベント用の啓発パネルや触診モデルを貸し出しています。
2015年4月からは、facebookに各地のピンクリボンイベントやサポーターの皆さまが参加するイベントの情報も掲載しています。

◆新規助成金を開始

ピンクリボン啓発活動助成金を18年度から始めました。ピンクリボン団体や患者会などに助成金を支給(1団体に一律5万円)。
シッターサポートプログラムを19年度から始めました。乳幼児を養育中で、乳がんの抗がん剤治療中あるいは放射線治療中の母親に子供を預ける費用の一部として6万円を支給。

私たちの活動は、J.POSHへ登録して頂いている個人サポーター様、オフィシャルサポーター(企業)様、オフィシャルパートナー(非営利団体)様をはじめ、継続して募金活動、自社や店舗設置自動販売機の売上の一部を寄附する等でご支援をいただいている団体、個人。また、チャリティーイベント、ホームページ等を通して啓発グッズの購入や寄付をいただいている皆様のご協力で成り立っています。こうした全国の皆様の温かい思いを大切に、J.POSHは30周年、40周年を見据えた地道な活動を粛々と続けていければと思っています。今後ともご支援のほど、よろしくお願い申し上げます。

理念 – J.POSHの活動 –

J.POSHの活動は以下の3つ根幹となる活動に基づいています。


  1. ”すべての女性”に対する啓発活動
  2. ”乳がん患者さん”に対する活動
  3. ”乳がん患者さん家族”に対する活動

この活動の詳細な内容につきましては、このホームページに掲載させていただいております。

すべては”乳がんで悲しむ方を一人でも少なくしたい”、”無くしたい”という一心で活動を行っております。

そして、その先には私たちの次の世代に健康で幸せな未来を残すことです。

理念– J.POSHの活動 –図

ピンクリボン運動とは

乳がんについての正しい知識を多くの人に知っていただき、その結果乳がんから引き起こされる悲しみから一人でも多くの人を守る活動です。

ピンクリボン運動のはじまり(1980年代)

ピンクリボン運動はアメリカで始まりました。乳がんで亡くなられた患者さんの家族が“このような悲劇が繰り返されないように”との願いを込めて作ったピンクのリボン。ここから乳がんの啓発運動がスタートしました。乳がん患者が増えつつあった1980年代、行政、市民団体、企業などが乳がんの早期発見を啓発するためのイベントを展開、また、ピンクリボンをあしらった商品を頒布してその売り上げの一部を啓発団体、研究団体に寄附することが始まりました。その活動が発展し社会貢献として積極的に寄付活動に取り組むようになり、市民や政府の意識を変えました。

ピンクリボン運動のひろがり(1990年〜)

乳がん患者さんの多い欧米で、1990年代より急速な広がりを見せ始めました。
特にアメリカでは、1993年にナショナル・マンモグラフィーデー(10月第3週の金曜日)が制定されました。乳がんの早期発見の手段と重要性を国中に広げるための活動が、政府・関係学会・市民団体・企業が提携、協力し大きく広がりました。

日本でのピンクリボン運動への取り組みとしましては、1995年1月に発生した「阪神淡路大震災」を機に、ボランティア活動気運が高まり、98年3月に議員立法により「特定非営利活動法人」(NPO法人)法が制定されました。このことがピンクリボン運動拡大のきっかっけとなりました。

ピンクリボン運動 日本では(2000年~)

NPO法誕生を機に、市民が行う自由な社会貢献活動が多方面で活発化しました。
ピンクリボン運動は、医療関係者主導、医療関係者と製薬会社や保険会社とのコラボ、医療関係者と患者会のコラボ、新聞社主導などさまざまな活動母体によってはじまりました。乳がん啓発活動(ピンクリボン運動)を展開するNPO法人も広がりを見せ始め、乳がん啓発月間である10月に東京、神戸、仙台など大都市でウォーキングイベントが繰り広げられました。また、NPO法人の形をとらない患者会なども医療従事者が中心となって全国に広がっていきました。

ピンクリボン運動 日本では(2010年~)

全国各地で、乳がん啓発団体や患者会が地域で集まりそれぞれの自治体も巻き込んで様々なイベントが行われるようになり、ピンクリボン運動が日本中津々浦々に広がっていきました。その結果、乳がん啓発活動の象徴である「ピンクリボン」という言葉自体も社会の隅々まで浸透しました。また、ピンクリボン運動自体も、イベント中心の活動から乳がんについてのより詳しい情報の学習とそれを広めていくことに代わってきました。